米国連邦司法省は現地時間8月1日に大谷翔平選手の口座から銀行詐欺で有罪を認めた水原一平氏が違法賭博をしていた胴元、マットボイヤー氏が司法取引に応じて、8月9日に有罪を認める模様と発表しました。
マットボイヤー氏が問われた罪は下記の3つです。
1) 違法賭博の運営 最大で禁固10年
2) マネーロンダリング(資金洗浄)最大で禁固5年
3) 虚偽の税務申告 最大で禁固3年
違法賭博の運営
カリフォルニア州法に違反して, 2018年から2023年10月まで5年間違法賭博を運営、実に700名以上の顧客を抱えていました。
運営システムとしてコスタリカのウェブサイトやコールセンターを使って顧客対応を行っていました。
違法賭博の運営はマットボイヤー氏がカジノで賭博を行っている最中にも行われ、エージェントに対してカジノのチップで支払ったこともあったということです。
大谷翔平選手から水原氏が銀行詐欺で盗んだお金の行き先
盗んだ金額 $1700万ドル(約25億5500万円)
マットボイヤー氏の関連口座へ送金した金額 $1625万ドル(約24億3800万円)
不法賭博運営者へ報酬として送金された金額 $930万ドル(約13億9500万円)