NewsPicksコメント-外国人の起業誘致へ要件緩和 出資金なしで2年滞在可能

移民立国の幻想 低スキルの移民は必要か?

米国は移民立国といわれます。実に、GAFAの創業や運営には多くの移民が関わっています。

グーグルとマイクロソフトという、IT産業をリードする2社は移民一世のインド人が社長です。

アクセントのある英語でプレゼンする二人の姿に希望を持つ人は多いのではないでしょうか。

世界中からタレントを引き付ける米国の移民プロセスは非常に厳しく、IT産業従事者でもインド出身者であれば10年以上、永住権(いわゆるグリーンカード)取得にかかる場合もあります。

アメリカの例でわかるのは、在留資格の要件の簡素化は、有能な外国人を受け入れる必須要件ではないということです。

起業を志すにも関わらず、事業所設置や出資金募集も出来ないような外国人を2年間滞在できるようにして、何を期待しているのでしょうか。

日本を移民立国にするという移民立国の幻想は、低スキルの移民の受け入れという結果につながってしまうのではないでしょうか。

記事内容:外国人の起業誘致へ要件緩和 出資金なしで2年滞在可能 – 日本経済新聞 (nikkei.com)